『24個のオオギリ裏技集 』
ウラワザ24『パワー単語』
面白い単語を使う表現テクニックです。
使う単語により「造語」「既存の単語」の2種類に分類されます。
それぞれ見てみましょう。
【造語】
この世に存在しない言葉を勝手に作ってしまいます。
お題:放送できなかったファッション評論家の暴言
これは死にファッションですねー(さとうきび)
「死にファッション」が造語ですね。
一瞬、「そんなファッション用語あるのかな?」って錯覚してしまうくらい自然です。
このように有りもしない言葉だけど、字面を見ればなんとなく意味が分かるのがポイントです。
別の例を見てみましょう。
お題:「日本一アホな家族が正月にやる恒例行事」
七草ガムを噛む(暴君)
七草ガムってなんでしょうか。マズそうです。
こんな感じで、ありもしない商品を作ってしまうのも1つの手です。
お題:あ!今!たった今夏が来た!と思った瞬間
ソファーでうとうとしている冬将軍に、母将軍がそっとタオルケットをかけた
解答としては
ソファーでうとうとしている冬将軍に、お母さんがそっとタオルケットをかけた
としても成り立つ解答です。
しかし「冬将軍」というパワーのある単語が出ているので、折角ですからからフル活用したいとこ。
そこで
お母さん→ 造語化 → 母将軍
と変換したわけです。
このように、造語という表現手法を用いることで、解答の笑いどころを気軽に1つ増やすこともできます。
また、例外的ですが、あえて意味不明を狙うってのアリです。
お題:甘栗むいちゃいましたみたいな分かりやすい食品名
木の実ナナちゃいました(さようなら忍者)
「木の実ナナちゃう」ってなんでしょうか。
意味はさっぱり分かりませんが、無条件に面白いです。
造語解答には「理屈を凌駕して笑いを誘うパワー」もあるんですね。
●気軽に笑いどころを増やすことができる
●理屈を凌駕して笑いを誘う
●解答の核にもなる
と、『造語』には多くの効用があるので、是非使えるようになりたい表現テクニックです。
【既存の単語】
造語とは異なり、この世に存在している面白い単語を使うテクニックです。
具体例を見てみましょう。
お題:将棋に新しく加わった物凄く弱そうな駒
お花(よろしく椎茸)
花に「お」をつけるだけで、グンとバカっぽさが増しています。
「お肉」「お魚」「お医者さん」
などちょっとのアレンジで普通の単語も、おもしろ単語になるわけです。
お題:消える魔球を上回る魔球
イルカにしか聞こえない超音波が鳴り続ける魔球(暴君)
「イルカにしか聞こえない超音波」の部分がソレですね。
あまり耳慣れない言葉なので、この単語だけでくすぐられます。
『既存の単語』が便利なのは、生大喜利の際に、あらかじめ用意しておけるとこです。
いくつかストックしておけば、少ない制限時間の中で争う生大喜利の試合において、心の支えになります。